2022年5月9日

どう違うの?「地番」と「住所」について
【秋田市/カントリーガーデン不動産】

秋田市を中心に活動するカントリーガーデン不動産です
今回は、「地番」と「住所」についてです。

ややこしい❓「地番」と「住所」の違い

 

不動産に関する売買契約をする際に、まず疑問に感じる点が「地番」と「住所」の違いではないでしょうか。

 

例えば、住所が「秋田市東通六丁目●番●号」となっている物件を購入した場合でも、

不動産売買契約の書類上は「秋田市東通六丁目▲▲▲番地▲」となっていたります。

 

この違いは何でしょうか

 

昭和37年に導入された住居表示制度

「地番」とは、それぞれの土地に付番された登記上の番号です。

 

以前はこの地番がそのまま住所地として利用されていました

 

しかし、地番は土地の分筆や合筆により、そもそもその番号が無くなったり、

新しく枝番が振られたりと、土地の利用履歴に応じて変化していってしまいます

 

そのため、実際の所在と地番の順番に混乱が生じていました。

そこで創設された制度が住居表示制度です

 

住居表示実施地区では、地番に関わらず、その土地の所在順に従って住所番号を付番しています。

 

住居表示と地番の見分け方

住居表示が実施されているエリアかそうでないかは、簡単に見分けることができます

そのポイントが「番地」と「号」の表記です。

 

住居表示が実施されているエリアの住所は「■■一丁目2番3号」という表記になります。

住居表示を実施する際には、それぞれのブロックに「街区(●番)」を設定し、その後それぞれの建物に対して「基礎番号(●号)」を設定する方法になります。

 

一方で、住居表示が実施されていないエリアでは「■■一丁目2番地3」という表記になっています。

 

また、地番の場合には、「345番地」のように、数字自体が大きくなっていることも多いです

 

それ以外でも、各市区町村のホームページでは、住居表示実施エリアを公開していたりします。

 

住居表示のメリットとデメリット

住居表示が実施されていれば、住所が整理され、わかり易いというメリットがあります

 

郵便物の混乱や、緊急車両の到着がスムーズになるといったことにつながります。

 

一方でデメリットとしては、機械的に付番されてしまうため、

並びの2軒の建物が同じ住所になってしまう、といったケースもあります

 

まとめ

お住まい探しをする際に、そこまで気にすることではないと思いますが、

不動産の売買契約の際には、事前にこうした情報をお持ちでいるとご理解がスムーズになるかと思います

もっとも基本的に思える物件の所在地に関しても、一目見ただけでは分からないこともあります

このような物件に関しての不明点は、ぜひ、弊社カントリーガーデン不動産にお問い合わせ下さい

 

【お問い合わせはこちらから】無料です
https://www.countrygarden-f.jp/contact/general

 

カントリーガーデン不動産、千田でした

カテゴリ:

秋田市の不動産情報

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