2022年8月11日

登記簿の表記の疑問、「瓦葺」と「かわらぶき」は違うの?
【秋田市/カントリーガーデン不動産】

秋田市を中心に活動するカントリーガーデン不動産です


今回は、登記での表記に関してです

豆知識なので、力を抜いてご覧いただければ幸いです

 

登記簿も時代に合わせて変化する

 

「瓦葺」と「かわらぶき」

 

不動産の登記記録(登記簿)を見ていた際に、ある建物は「構造:木造瓦葺」と記載してある一方で、別の建物は「構造:木造かわらぶき」となっていることに気が付きました

 

「瓦葺」の部分が、漢字による記載と、平仮名による記載で違っています😲

 

 

少し気になったので調べてみました📜

 

どちらも建物の屋根が瓦であることには変わりないのですが、実はこの違い、気分やなんとなくのものではないのです

 

不動産登記に使われる文字も変化する

 

 

不動産の登記記録の記載方法は、「不動産登記法」や「不動産登記規則」などで細かく規定されています。

 

そして、平成17年の法改正の際に、「瓦」や「葺」という漢字は常用漢字ではない、という理由から、登記の表記が「かわら」、「ぶき」とするように変更されたのです

 

 

つまり、登記簿を見て「瓦葺」と記載してあれば古い建物、「かわらぶき」となっていれば比較的新しい建物、ということが想像つくようになるのです

(とは言っても、登記簿には新築年月日がズバリ書いてあるので、そんなところで判断する必要はまったくないのですが…

 

常用漢字について、「葺」はなんとなく分かる気もしますが、「瓦」が常用漢字ではないことが驚きでした。

 

他にも、「取毀し(とりこわし)」という表記が「取壊し」という表記に改められました

 

これは登記の際にしか使うことがなさそうなので、仕方ないのかなとも思います

 

登記簿の働き

 

登記記録(登記簿)は、不動産についての概要を公示することにその意義がありますので、万人にとってわかり易いものである必要があります📜

公示はされているが見ても意味がわからないものでは、役に立ちません。

時代に合わせた表記の変化というのも必要なのかもしれません

 

また、最近では、登記簿の情報をオンラインで閲覧・取得できるようにもなっています
登記も時代に合わせて変化する、というのが見てとれます。

 

登記簿の内容の理解


登記簿に使われている漢字の違いは理解できても、権利の状況や意味については、やはり専門知識をもって見ないと理解は難しいかと思います

 

購入する際にリスクはないのか、購入した後もきちんと自分の名義に変更できるのか、など見極める必要があります

 

実際に不動産を購入する際には、そういった権利状態についても宅地建物取引士から「重要事項説明」として詳細を聞くことになります📜

 

他にも不動産について、ご不明な点があれば弊社カントリーガーデン不動産にお問合せ下さい

 

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カントリーガーデン不動産、千田でした🍉

 

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カテゴリ:

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