2022年9月15日

「署名捺印」と「記名押印」、何が違うの？
【秋田市/カントリーガーデン不動産】

秋田市を中心に活動するカントリーガーデン不動産です
今回は、「署名」と「記名」の違いについてです

「署名」と「記名」の違い、ご存じですか❓　

〇「署名」と「記名」それぞれの意味

お住まいのご購入には色々な契約場面がでてきます

不動産売買契約、住宅ローンの金銭消費貸借契約、火災保険契約、リフォームの請負契約、などなどです

その際に出てくるワードに「署名」と「記名」というものがあります

「署名」とは、自筆で名前を書くことです。 一方、「記名」とはスタンプや印刷、または代筆等で名前を記載することになります。

契約の際には自筆でお名前をご記入いただきますので、「署名」をいただいていることになりますね。

ちなみに、「捺印」と「押印」に違いはありません。ともに判子を押すことです

しかし、なぜか「署名」のときは「捺印」と言い、「記名」のときは「押印」と言いますね。

気になりだすと、言葉の使い方一つ一つにも意味があって面白いです

〇証拠能力の違い

ここまでは、言葉の意味の違いについてご説明いたしました

実は、「署名」と「記名」では法的な証拠能力も異なります。

結論から言うと、自筆で氏名を手書きする「署名」の方が、「記名」よりも証拠能力が高くなります。

なぜなら、「署名」は、筆跡を鑑定することで、書いた人物を特定することができる、

また、記名などで使われるスタンプ等とは違い、盗難による偽装の心配が少ないからです

証拠能力の高さとしては、

①署名捺印

②署名のみ

③記名押印

④記名のみ(正式な効力とは認められない)

の順になります

普段、何気なくつかっている言葉ですが、違いがあるということをご説明しました

特に、証拠能力に違いがあるとなると、裁判など法的な争いになった際には、大きな違いとなります。

書類に自分の名前を記すときは、どのような書類なのかをしっかり確認することが大切ですね

不動産関係の書類は専門用語も多く、一見何が書いてあるか分からないという方もいらっしゃるかと思います

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カントリーガーデン不動産、千田でした

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