不動産会社・銀行・保証会社、住宅ローン審査でのそれぞれの立場とは?
【秋田市/カントリーガーデン不動産】
秋田市を中心に活動するカントリーガーデン不動産です
今回は、ローン審査の際のそれぞれの立場のお話です
ローン審査における不動産会社・銀行・保証会社等の関係性
銀行ローンの折衝というのは、微妙で複雑な関係の中で行われます
直接的には「借り手」である物件の買主と「貸し手」である銀行🏦との交渉ですが、その間に不動産会社の担当者が介在しています
そして、買主の個人信用情報を見て、「貸せる・貸せない」を判断するのは、銀行が依頼した保証会社等です
〇銀行🏦はお金を貸したい
この中で、買主にとって一番の味方になってくれるのはもちろん、不動産会社の担当者です
何とか有利な融資を受けられるように、いろいろと動いてくれる存在です
しかし、銀行の担当者も、決して「敵」ではありません。
住宅ローンは銀行にとってもちろん商売ですから、
基本的に「お客様」として買主を扱ってくれます。
もし成立すれば、銀行担当者の成績にもなります。したがって「どうぞウチで借りてください」という立場です
〇保証会社の仕事
しかし、それで完結しないのが住宅ローンです。
もしも買主に貸したお金が不良債権になってしまったら銀行としては一大事です
銀行は別会社の保証会社もしくは、行内の審査部といった部署に、買主の個人信用情報を探らせるわけです📜
保証会社は、買主の悪い情報を見逃して不良債権を作ってしまうと、自分たちの会社の損失になります
そこで買主の個人信用情報の悪い情報を絶対に見逃さない、ということが仕事になります
つまり、保証会社の担当者と買主の間には、対立構造が生まれます
ここで一線が引かれる訳です
〇銀行と保証会社の立場
借り手になる買主は、保証会社等の担当者と折衝することはありませんし、会いもしません。
保証会社等の担当者が連絡を取るのは、銀行の担当者だけです
保証会社等は買主の個信情報を調査し、それをもとに融資の是非を判断し、その結果を銀行に伝えます
それが不動産業者を通して買主に伝えられるわけです。
この関係の中で、貸付額や金利などの折衝が進んでいきます。
銀行の担当者にとっても買主は「お客様」で出来るだけ業者(つまり買主の意)に沿った方向でローンを組みたいと、銀行の担当者も考えてくれます
しかし、一方で、銀行の担当者は保証会社の言うことに従わなければなりません。
審査に関しては、保証会社等が絶対的な力をもっています。したがって、この「銀行担当者と保証会社の担当者」のやり取りが最も重要になってくるわけです
よって「買主・不動産会社」と「銀行・保証会社」との間にも微妙な線が引かれることになるわけです。
この非常に微妙な関係を、よく把握しておかなければいけません。
つまり銀行の担当者は、基本的には、買主の立場で考えてくれていますが、完全な「味方」ではないのです
〇不動産会社は買主の味方
つまり、買主の一番の味方になってくれるのは不動産会社なのです
そのためなんでも本音で話されることをお勧めします
物件という価格の大きいものを購入するためには、ローンを組まれる場合が多いと思います。
したがって、ローンの審査が通るか否かが物件の購入の可否を左右するといっても過言ではないでしょう。
ちなみに、ネットバンク系の住宅ローンは、不動産会社が間に入れないことがほとんどですので、直接自分で金融機関とやり取りする必要があります
住宅ローンの審査では、この辺りも踏まえておくとよいでしょう
弊社カントリーガーデン不動産では、物件購入の準備のために、住宅ローンの事前審査を最初にやることをお勧めしています
自分が住宅ローンを組むことができるのか、どのくらいの価格の物件を購入することができるのか、それを初めに把握することで、
効率的に購入する物件を選ぶことができるからです
ご興味のある方は、ぜひ弊社カントリーガーデン不動産にお問合せ下さい
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以上、カントリーガーデン不動産、千田でした