2022年11月24日

トラブル注意!不動産に関する犯罪について
【秋田市/カントリーガーデン不動産】

秋田市を中心に活動するカントリーガーデン不動産です

 

今回は、不動産に関連する犯罪をいくつかご紹介します

 

不動産に関する小ネタとしてお楽しみください

 

 

代表的な不動産に関する犯罪

 

詐欺罪

まず、想像しやすいのは「詐欺罪」かもしれません

 

少し前に、大手不動産事業者が何十億という詐欺被害にあったというニュースがありましたね

 

これは、本人確認書類や権利証、印鑑証明書等を偽造し、売主になりすまして売買代金をだまし取る、という犯罪でした

 

いわゆる「地面師」と呼ばれる詐欺師が行う犯罪です

 

ちなみに、登記簿が紙で保管されていた時代には、登記簿そのものを差替えて、自分が不動産の所有者ということにして、
金銭をだまし取るという手口もあったそうです

 

現在は、登記記録が電子化されているので、登記簿を差し替えるのは不可能になりました

 

そこで、売主に書類を偽造して、売主になりすますという方法が主流になりました

 

それを防ぐために、所有権の移転登記の手続きを担当する司法書士は、本人確認を行います

 

もちろん、書類の偽造自体も「公文書偽造罪」という犯罪です

 

住居侵入罪・不退去罪

つづいて、「住居侵入罪🏡です。

 

これはその名のとおり、他人の住居・邸宅・艦船などに、不法に侵入する行為です

 

似たような犯罪に、「不退去罪」というものもあります。

 

こちらは、「出ていくように命じられたのに出て行かない」という罪です

 

店舗などの、一般に出入りが許容されている空間において、退去命令に従わなかった場合に該当します

 

そもそも入って良い場所か、そうでない場所かが住居侵入罪と不退去罪の違いになります。

 

過去には「ラーメン屋🍜に3時間居座って不退去罪になった」という事例もあるようです

 

ちなみに、この事例で逮捕🚓された人がラーメン屋に居座った理由は、

「ギョウザとラーメンを注文し、ギョウザを先に出すよう注文したのに、ラーメンが先に出てきたことに激怒したから」
だそうです

 

.
不動産侵奪罪

 

犯罪名に「不動産」を冠する「不動産侵奪罪という犯罪もあります

 

他人の不動産に勝手に建物を建てる等の行為が該当します。

 

他にも、「他人のマンションの鍵を勝手に交換して、立ち入り禁止の張り紙をした」という例や、

「他人の土地に穴を掘って、土砂を積みあげた」という事例もあります

 

昔は窃盗罪で処罰しようという議論がありましたが、「不動産を盗む」というのはおかしいということで、昭和35年に新たに設けられた刑法犯です🚓

 

一方、他人の土地で生育している農作物を抜き取って持ち去る行為は「窃盗罪になります。

 

農作物は、抜き取った時点で「不動産」から「動産」に変わるという理屈ですね

 

境界損壊罪

最後は「境界損壊罪です。

 

土地の境界を示す「境界票」を勝手に移動したり除去する行為はこの「境界損壊罪」に該当します

 

ちなみに、境界票を壊しただけではただの「器物損壊罪」ですが、境界票を壊して「境界を不明にする」と境界損壊罪が成立します。

 

勝手に境界杭を抜いたりしないようにしましょう

 

 

🚓まとめ🚓

以上、いくつかの不動産に関する犯罪についてご紹介しました

 

これらは、刑法に違反した行為ですので、一般の方がご心配する必要はほぼないかもしれません

 

しかし、法律の他にも、不動産取引には、いわゆる慣習など様々なルールがあります

 

不動産購入を考え始めた方からすると、これらは分かりづらいことも多くあり、ご不安に思うことも多いかもしれません

 

弊社カントリーガーデン不動産では、買主様によりそった不動産仲介をモットーにしております

 

不動産に関することで、お悩み・ご不安がある方は、お気軽にお問合せ下さい

 

【お問合せはこちらから】無料です

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カントリーガーデン不動産、千田でした

カテゴリ:

秋田市の不動産情報

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