2023年2月27日

これだけで建築費用を計算してはいけない!?坪単価について
【秋田市/カントリーガーデン不動産】

 

秋田市を中心に活動するカントリーガーデン不動産です

今回は「坪単価」についてご説明します

 

 

🏡 坪単価で建築費はすべて計算できる❓

 

住宅の購入を検討しているときによく目に付くのが坪単価と言う文字です

 

お家の購入を考えている方には、少しでも坪単価が安いハウスメーカーや工務店を探している、という方もいらっしゃるかもしれません

 

しかし、この「坪単価」、意味を正確に理解しているでしょうか❓

 

🏡 坪単価とは

 

坪単価とは、家を建てるときの1坪(タタミ2枚分/およそ3.3㎡)あたりの建築費のことで、

基本的には「建物の本体価格」を「延床面積」で割った数値のことです

 

一般的に家を建てる時の金額の目安として参考にされています。

 

しかし、実はこの坪単価は、計算の仕方や含まれる費用などの違いによって金額が大幅に変わってくるため、

単純に坪単価だけを見て住宅の建築費用が高いか安いかを判断するのは、思わぬ失敗につながるかもしれません、、

 

🏡 坪単価を見る際の注意点

坪単価の知っておきたいポイントとしては主に、

「計算に用いた面積が延床面積or施工面積のどちらなのか」

「別途工事費や諸経費などは坪単価に含まれない」

などがあげられます

 

これらのポイントについてもう少し詳しくご説明していきます

 

🏡 坪単価の計算式で用いる面積

 

坪単価は、「参考本体価格÷想定延床面積=坪単価」と計算されます。

 

坪単価の計算には、メーカーによって「延床面積」を使う場合と「施工面積」を使う場合があります。

 

注意しなければならないのは、坪単価を算出する際に用いる面積が、「延床面積」か「施工面積」かによって計算結果(坪単価)が変わるという点です

 

延床面積は建物各階の床面積の合計のことをいいます

 

実は、建築基準法によると、この延床面積には、ベランダや小屋裏収納、地下室、一部の車庫、玄関ポーチなどは含まれません

 

施工面積は、これらの延床面積には含まれない部分も含まれます

 

そのため、施工面積は、各階の床面積を合計した延床面積よりも広くなるため、

施工面積を用いて算出された坪単価は、延床面積を用いたものより安くなります。

 

坪単価を出すときにどちらを使用するかは特に決まりがないので、表記されている坪単価が、「延床面積」と「施工面積」のどちらで算出されているかを念のため確認しておくと良いかもしれません

 

🏡 別途工事費用・諸費用とは

 

坪単価はあくまで建物の本体価格を面積で割った数字になります

 

地域や敷地の条件などによって異なる費用である、別途工事費や諸費用は、坪単価には含まれていないのが一般的です

 

別途工事費用には、

・水道の引き込みや合併処理浄化槽の設置などの屋外給排水工事費

・空調設備費(エアコン)

・外構(庭やガレージ)工事費

・地盤改良費

 

などが挙げられます

 

また、ローンの手数料や税金・地鎮祭・上棟式費用などの諸費用も、本体工事費とは別に必要なお金となります💰

 

🏡 坪単価の過信には注意

坪単価はあくまで「その商品のモデルプランの費用」、「すでに建てられた住宅の坪当たりの費用」を表すものになります

 

坪単価はいろいろな要素で変わるため、広告に出ている想定価格や想定床面積をもとに計算した坪単価からは、自分が建てたいお家の価格を正確に計算することはできません

 

あくまで目安をつけるための道具として、上手に活用しましょう

 

不動産取引には、言われてみれば、意外と分からない言葉や慣習が他にもあります。

 

不動産の売買について、お悩み・ご不安があれば、ぜひ、弊社カントリーガーデン不動産にご相談ください

 

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カントリーガーデン不動産、千田でした

 

カテゴリ:

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