【家を売りたい人必見!】不動産を売るなら「仲介」と「業者買取」、どっちがいいの?
「マイホームの住み替えをしたいけど、どうやって売れば良いのかわからない」
「親の自宅を相続したけど、使わないから手放したい」
このように、不動産の売却を検討する際、不動産会社に「仲介」を依頼するか、「買取」をしてもらうかの2つの方法があることはご存知でしょうか?仲介と買取にはそれぞれメリット・デメリットがあり、よく知らずに選択すると損をしてしまう可能性があります。
この記事では、仲介と買取の違いについて、詳しくご説明いたします。
●「仲介」って何?
仲介とは、不動産会社に自分の持っている不動産の買い手を探してもらう方法です。不動産会社が購入するのではなく、一般のお客様に向けて販売活動を行うことになります。仲介を行う際には、不動産会社と売り手の間で「媒介契約」という契約を交わし、「あなたの不動産の買い手を探しますよ」という約束をするのです。
媒介契約には、一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約の3種類があり、それぞれルールが異なります。不動産会社に仲介を依頼する際は、あらかじめ媒介契約ごとの違いを確認しておきましょう。
→ 一般媒介契約について:https://www.countrygarden-f.jp/blog/ipanbaikai/
専任媒介契約:https://www.countrygarden-f.jp/blog/senninbaikai/
専属専任媒介契約:https://www.countrygarden-f.jp/blog/senzokusenninbaikai/
●仲介のメリット・デメリット
不動産を個人で売るとなると、親戚などの身近な人にしか紹介することができませんが、不動産会社に仲介を依頼すると、不動産会社だけが見ることのできる「レインズ」という情報システムに不動産を登録してもらうことができます。レインズに登録された不動産は、全国の不動産会社で紹介が可能になるため、自分で買い手を探すよりも早く買い手が見つかる可能性があるのです。
また、買い手が見つかった後も不動産会社が売り手と買い手の間に入り、契約のための手続きなどを行ってくれます。
ただし、レインズに登録したとしても、立地や不動産の状況によってはなかなか買い手が付かないこともあります。例えば、坂道が多く歩きや自転車では移動が難しいエリアにある場合や、築何十年も経っていて一度解体しないといけない建物などは、売れ残ってしまいます。そうなると、いつまで経っても不動産を手放すことができません。売却を検討している不動産に需要があるかどうかを見極める必要があるのです。
●「買取」ってなに?
買取は仲介とは異なり、不動産会社自身が不動産の買い手となる方法です。ですから、不動産業者と売買契約を結び、決算や引き渡しを行うことになります。
●買取のメリット・デメリット
仲介の場合は売却したい不動産に買い手が見つからないと、ずっと不動産を持ち続ける必要がありますが、買取の場合は不動産会社が買い手となるため、買い手が見つかるまで待ち続ける必要がありません。特に、仲介では売れにくい人気のないエリアの不動産などは買取の方が良い場合があります。
一方で、買取は仲介よりも売却価格が低い傾向にあります。不動産会社は購入した不動産をリノベーションして再販するため、そのコストを差し引いて価格を設定するのです。
そのため、「売却代金が安くても、とにかく早く売却したい」という方にとっては向いている方法と言えます。
●まとめ
今回は、不動産を売却する際の仲介と売却の違いについてご説明いたしました。どちらにもメリット・デメリットがあるため、一概にどちらの方法が良いとは言えません。不動産の売却方法にお悩みの方は、不動産会社に相談することをお勧めします。
カントリーガーデンでは、あなたに合った売却のアドバイスを行なっております。住宅の売却をご検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。