【新築VS中古】中古物件のメリットとデメリットは?
家は人生の中で何度とない大きな買い物です。
せっかく買うなら新築?もしくは、費用を抑えるために中古?正直どちらが良いのか悩んでいる方も多いと思います。新築と中古にはそれぞれ違ったメリット・デメリットがあるため、それらを考慮して、ご自分が納得できる住まいの形を慎重に考えていく必要があるのです。
今回は、「中古物件」のメリット・デメリットについてご説明していきます。
●中古物件のメリット
中古物件を購入することの最大のメリットは、やはり新築に比べて価格が安いことでしょう。ただし、築年数の長い物件だと、目に見えて古かったり経年劣化している場合もあります。
このような場合は、リノベーションをして新築と同じように新しい空間をつくり出すことができます。リノベーションとは、建物に大規模な工事をして、住まいの性能を向上させることです。
例えば、壁の仕切りを無くしてリビングを広くしたり、壁に断熱材を入れて家全体の断熱性を上げたりと、自分の理想の形に合わせて自由自在にアレンジすることができます。中古物件を安く購入してリノベーションを施すことで、新築と同等かそれ以上の住まいを手に入れることができるのです。
また、中古物件は以前住んでいた人がいることから、どのようなリスクやトラブルがあるかを事前に把握することができる点もメリットといえます。新築だと、実際に住んでから周辺の騒音問題に気付いて、後悔する可能性があります。中古の購入を検討している場合は、周辺の環境や物件の中に潜む問題がないかを事前に調査しておきましょう。
●中古物件のデメリット
一方で、中古物件にはいくつかのデメリットが存在します。
1つは、住宅の設備や性能が古いことです。
全てが新しい新築と比べて、中古の場合は外壁やトイレ、キッチンなどが古いため、入居してすぐに故障してしまう可能性も考えられます。また、気密性や断熱性などの性能は毎年新しくなっていますので、中古物件の性能が新築に比べて劣っているのは仕方がありません。このような性能を向上させるための工事をする場合は、自治体から補助金を受けられることもありますので、積極的に活用しましょう。
性能面でいうと、特に「耐震性」には注意する必要があります。
1981年に建築物の耐震基準が見直され、それ以降に設計された建物は「新耐震基準」に沿って設計されています。耐震基準だけで安全かどうかを判断することはできませんが、1981年以前に建てられた中古物件の場合は、一度耐震性を確認してもらった方が良いでしょう。
また、中古は新築に比べ、税金がお得になる特例等の適用が受けにくくなります。
例えば、新築であれば少ない条件で「住宅ローン控除」を受けることができるのに対し、中古の場合は、それに加えて耐震性や入居期間などの条件を満たす必要があるのです。
購入するときの費用だけではく、購入後の費用も含めて資金計画を建てる必要があります。
●まとめ
今回は、中古物件のメリット・デメリットをご説明しました。家を購入する際は、新築と中古のどちらが良いかを慎重に考えなければなりません。
カントリーガーデンでは、あなたに合った住まいの形をご提案いたします。住宅の購入をご検討されている方は、ぜひ一度お問い合わせください。